Cogito Ergo Sum.

我思う故に我あり

少し気が抜けている。

 夜ジョグ。

 まがりなりにもサロマ前の恒例の儀式「単独60km走」をやり終えて、少し気が抜けている。もっとも、今年は60kmを走り終えた時点で全く余裕がなかったので、「これで完走できるのだろうか?」とかえって不安が高まっているのだが…。

 サロマの本番で履く靴にも不安が。ずっと、4年前に買ったAsics Gel-DS Trainerを履くツモリだったのだが、ここへきて新しい靴を買った方がいいかと迷っている。もう本番まで3週間切ってるって言うのに!

 近所の郊外型大型スポーツ用品店にここのところ毎日通って型落ちの値下げ品や売れ残りの特価品を物色しているのだが…、買うとしたらこれかなぁ、という候補が2つに絞られてきた。

 1つは「New Balance Fresh Foam X 860」で、定価の4割引きで売られている(9240円)。靴幅Dのものだと25.5cmの製品が、靴幅2Eのものだと25.0cmと25.5cmの製品がまだ売れ残っていて、履き比べてみた結果、どちらの靴幅でも25.5cmで良さそうだ。靴幅の違いは正直よくわからない。

 もう1つは「Mizuno Wave Rider 26 Super Wide」で、何故か2割引きの色のものと3割引きの色のものがある(それぞれ11880円と10395円)。これも25.5cmが良さそう。

 足を靴に入れた瞬間のシックリ感はRiderの方が良いのだけど、店内を歩いてみると、かなり前方へ転がる印象。両者の靴底を合わせて見比べてみると、Riderの方が爪先側も踵側もドロップが大きい。こういうのを「ロッカー」形状と言うのだろうか?

 僕がサロマの本番で履く靴に求めるものと言えば、第一に安定性。今年はこれにプラスしてクッション性を求めている。ロッカー形状の「転がる」タイプの靴はこれまで履いたことがなく、これまでとは異なる走り方をしなくてはならないのだとしたら少々厄介だ。そうだとしたら、860の方がいいか。

 逆に860の不安な点は、製造から時間が経ってしまっているのではないか、と言うこと。スポーツシューズは全く履いていなくても、製造から時間が経つと本来の機能を発揮できなくなってしまうそうである。今回、2019年に買ったDS Trainerが寿命を迎えてクッション性が全くなくなってしまっているのではないか…、という懸念から新しい靴を欲しているのに、その靴が既に古いのでは意味がない。あと、店内で数歩だけ走ってみた感じだと、柔らか過ぎる(クッション性が高過ぎる)かもしれない。まるで「発砲スチロールを履いている」ようだった。

 まぁ、どちらかを買って、本番までに150kmくらい走ってみて、サロマの本番では、DS Trainerとその靴を前半と後半で履き替える、という感じになるのかなぁ…。僕の「原点」に立ち帰れば、「ケチケチ作戦」で安い方、860で決まりなのだが…(笑)。

 今日は2015~2018年のサロマで履いたAsics Gel-FeatherGlideを履いて快調走。ペースを抑えずに楽しく走ってみた。今日の感じでは60km走の疲労は抜けたようだ。

 気温は16℃台で、1kmくらいのところで強めの雨が降り出し焦ったが、3~4kmほど走っているうちにやんでくれた。半袖Tシャツ1枚で、寒くもなく暑くもなく、ちょうど良い気温。

 そうそう、気温と言えば、2週間天気予報等を見ると、サロマの本番までに28~30℃まで気温が上がるような暑い日はなさそうだ。これじゃあ今年は暑熱馴化ができないまま本番を迎えてしまう。「暑熱馴化はサウナでもできる」という話はあるが、僕はどうもサウナは苦手で…。

 今日の北大メインストリート(10.4-11.4km)のタイムは…、5分01秒。自分としては「間違いなく4分半を切っている」と思っていたのだが…。実際のペースと体感的なペースが随分ズレている。やはり身体に60km走の疲労が残ったままなのか。

 そう言えば、サロマの終盤、お汁粉エイドを通り過ぎた辺り(75km地点前後)からゴール地点までのコースが変更になったようだ。何でも、ワッカの(サイクリングロードの?)一部がオホーツク海の波で崩落したのだとか。「残り5km」のあの急坂の辺りかなぁ…。お汁粉エイドから「ワッカネイチャーセンター」へ続く道は通ったことがなかったので、これはこれで楽しみだ。

 帰宅後に縄跳びを1分。

 夜16.6℃14.076km1時間19分59秒。累積走行距離1329.913km。「第38回サロマ湖100kmウルトラマラソン」まで、あと19日!