Cogito Ergo Sum.

我思う故に我あり

2010-01-01から1年間の記事一覧

Lispをめぐる言説のウソホント?

Lispの本を読んでいてLispというものがだんだんわかってくると、「Lispを学ぶとプログラミングのスジが良くなる」みたいな言説は嘘ではないかと思うようになってきた。 Lispの魅力は、おそらくLispそのものを自分で拡張してしまえるような柔軟さにある(条件…

久し振りにJava入門

いつも文句言ってるクセにナンダカンダで毎月買っている「日経ソフトウエア」の最新号(2010年9月号)の特別付録が「完全保存版! コードでわかるJava & オブジェクト指向」で、一気に読んでみた。 Javaに関しては、もう10年くらい前から数年おきにチャレン…

ようやくわかった!

僕は長い間「再帰的関数」の面白さがわからなかったのだけど、ようやくわかった。その面白さ(と怖ろしさ)は「多重ループの深さが実行時に(データの階層構造に合わせて)自動的に決まる」ことにある! だから、「(単なる1次元の、つまり1重の)ループ処理…

なんかちょっとわかったような気がする。

数ヶ月前(?)に本屋で見かけて「そのうち読んでみたいな」と思っていた『初めての人のためのLISP(増補改訂版)』(竹内郁雄(著) 2010年 翔泳社)が図書館に入っていたので借りてきて読み始めた。確かに「天下の奇書」の評判通りムチャクチャな本で大変…

だんだんわかってきた。

最近、Gauche(LISPの2大方言の1つSchemeの処理系。もう1つはCommon LISP)やLISPの本なんかをチラチラ眺めていて、関数型言語の魅力というものが少しずつわかってきた。 まず最初に、 ルールが少ない。 ということ。瑣末な例かもしれないが、予約語1つとっ…

「関数型プログラミングの.NET開発者向け概要」という記事

Visual Studioのスタートページに表示されるMSDNの記事一覧をときどき眺め読んでみるのだが、今日読んだ「関数型プログラミングの .NET 開発者向け概要」はなかなか面白かった。 記事はVisual Studioに新たに追加された関数型言語F#の初歩を扱った記事で、そ…

銀行型丸め

Visual Basic 2008 Express Editionを使ってプログラミングしていて、些細なところで落とし穴にハマッた。CInt()の「銀行型丸め」というヤツだ(おそらくVisual Basic 2008だけでなく、Visual Studio 2008、Visual Studio 2010の他の言語(C++、C#、F#、J++…

何だか急にシミジミと「英語の勉強をしておいて良かった」と思った。

アメリカの本家Amazon.comから英語のメールが届いていた。件名は「Review your recent purchase at Amazon.com」。先月購入した腕時計のレビューを投稿しないか、という内容だ。 Thank you for your recent purchase from Amazon.com.We invite you to submi…

Gaucheの記事を読んでRubyの理解を深める…。

月刊誌「日経ソフトウエア」で2009年7月号〜2010年6月号の1年間に渡り、関数型言語Gaucheの記事が連載されていた(kikaineko氏による「魔法の言葉 関数型言語を学ぼう」)。 Gaucheは日本人ハッカー川合史朗氏の手によるScheme処理系で、SchemeはLisp方言の1…

ここ1週間ほどC/C++入門をパラパラ眺めていた。

3月末に10日間ブッ続けで勉強会を行う「狂気のVB合宿」に参加してプログラミング学習熱に火がついてしまい、ここ1週間ほどC/C++入門をパラパラ眺めていた。 実は僕は、C入門なら過去に何度も読んだことがあるが、C++入門はほとんど読んだことがない(しかも…