Cogito Ergo Sum.

我思う故に我あり

2009-01-01から1年間の記事一覧

音声と表記

考えてみると、僕はこれまで英語の発音というものを聴いたことがなかったんだなぁと思う。 数年前に韓国語の勉強を始めたときに驚いたのは、どんな入門書にも音声CDが付録でついていることだった。僕は基本的に世の中の動向と無関係に生きている人間なので、…

多様性の中に区別を立てる、ということ

日本語の「ん」も発音記号で書くと3種類あって、日本語ネイティブスピーカーは意識せずにちゃんと使い分けている。しかし、日本語ではこれらは同じ音として概念化されており、同じ文字で表記される。中国語や韓国語ではこれらは異なる音として概念化されてお…

acrossとclose

英語教材に含まれていた「英語力測定テスト」というのをやってみた。 で…、リスニング問題で面白い間違いをした。旅行者に博物館への行き方を説明している場面で、 It's across from the bookstore. (本屋の向かいです。) というのを、 It's close from th…

意外と区別つかないシリーズ!

walkとwork 全く聴き分けできません。 sharpとshort 全く聴き分けできません。 attainとobtain 全く聴き分けできません。 travelとtrouble 全く聴き分けできません。 presentとpleasant 全く聴き分けできません。 最近、動詞の末尾が過去形のdなのか三単現の…

しかし『韓国語耳』はあるような気がする。

「『英語耳』なんてものが本当にあるんだろうか?」なんて書いたばかりなのに申し訳ないが、韓国語に関して言うと、ここ2年間で2年前には聴き分けられなかった母音や子音の区別が少しずつつくようになってきた、と思っている。 母音に関しては、「어(口を大…

『英語耳』なんてものが本当にあるんだろうか?

2週間くらい、英語学習SNS「smart.fm(旧iKnow!)」を利用して英語のリスニングの練習に没頭していた。平均すると、1日に異なる200例文を2回ずつ聴いた。 これだけ集中してネイティブスピーカーの発音を聴いたことはなく、たった2週間強で以前より多少英語が…

Positive Chain Reaction

最近、英語のリスニングの練習を始めて、すっかり夢中になっている。少しずつでも聞き取れるようになってくると、やはり楽しい。 急にそんなことを始めたのは、実は韓国語の勉強をしていた間接的な結果である。NHKラジオの韓国語講座の前に放送されている英…

久し振りに英語の勉強をしてみて

10日ほど続けて英語学習サイトsmart.fm(旧iKnow!)を利用してみて、初級英語のリスニングに精を出していた。 聞いている例文は中学英語レベルのものばかりで、「I like all sweets, but I especially love chocolate.」「Keep on heading west on the highw…

いくつかのコンプレックス

下らないコンプレックスというものは誰にでもあるもので、僕にもそんなコンプレックスがいくつかある(猫舌だとか)。ただ、そういうコンプレックスを克服できたり多少軽くすることができると、意外と自分自身に対する自信(と言うか「僕、大丈夫」感)が強…

何故僕はスンナリC#に入っていけたのだろうか?

昨年秋にC#の勉強を始めて、案外抵抗なく新しい言語をスンナリ受け容れられた自分が不思議だった。オブジェクト指向プログラミング言語にはかなりの苦手意識があったからだ。 最近C言語とJavaの入門書(『Cの絵本』(アンク 2002年 翔泳社)と『Javaの絵本(…

関数の再帰呼び出し

多くのプログラマを魅了するらしいのだが、僕自身は全く魅了されなかったプログラミングテクニックの1つに、「関数の再帰呼び出し」というものがある。関数の処理内容として自分自身を呼び出す、というテクニックを言う。 僕自身がこのテクニックにハマらな…

『1回足す』のが『1回掛ける』になるという…

先日書いた「多重ループ」の話、僕が何を面白がっているかと言うと、たぶん、掛け算感覚と足し算感覚の接点のように感じたからだろう。 僕はプログラム的に「行ったり来たり」を実現したかった。このとき僕が感じていたのは、「1足す、1引く」という加法・減…

プログラムは「後戻り」できない。

半年振りにC#でプログラミングしていて、我ながらギョッとするコードを書いてしまった。 これは架空の例だが、今、5枚の絵を表示する絵本プログラムをつくっているとして、5枚の絵はそれぞれ全然違う形式なので同一の関数を使えないものとする。それで僕は、…

プログラミングと将棋

プログラミングってのは将棋みたいなものだよな、と思う。 将棋入門を1冊読めば、駒の動きや将棋のルールはわかる。ところが、それだけじゃ勝負を楽しむことができるほど実力がつくわけじゃない。 プログラミングも入門書を読めば、まぁ、誰だって全く理解不…

何で整数型ってものがあるのかわかんない、と。

プログラミングの勉強を始めたばかりの彼、きっと数値と文字列の区別がゴッチャになっているに違いないと思って探りを入れてみたら、「それはいいんですが、むしろ何で整数しか扱えない変数ってものがあるのかよくわかんない」と。 …、そりゃそうだよな。 数…

自分が間違いを犯したときに自分に気づかせるような工夫をしておく。

ある人に「プログラミング教えてくれ」と言われて、正直ちょっと「困っちゃったな」という気分。 それと言うのも、僕はたぶんその人が思っているほどプログラミングが上手ではないからだ。 それで慌ててVisual Basic 2008の入門書なんかを読んでみて、本には…

僕の飲酒行動の謎

年末以来、禁酒している(と言うか、自分としては「もう一生酒は飲まない」つもりの「断酒」なのだが)。先日、誕生日だったので、完全ノンアルコールビールのキリンフリーを飲んでみた。350ml缶2本。 飲んだとき不思議だったのは、酔っ払ったような気分にな…

Cの壁・ポインタ

プログラミング言語Cの壁と言えば、悪名高い「ポインタ」をおいて他にないだろう。本屋のC言語関連コーナーに行けば、『絶対わかるポインタ』『ポインタ完全制覇』『ポインタから始めるC言語』なんてタイトルの本がワンサカある(最後のはないかもしれないが…

そうか、部品化するのは、処理じゃなくてデータだ。

「オブジェクト指向プログラミング」のキーワードの1つに、「プログラムの部品化・再利用」というものがある。「『オブジェクト』は再利用可能なプログラム部品だから、オブジェクトを中心に据えてプログラムをつくる『オブジェクト指向プログラミング』によ…

教科書を書いた先生としては…

何日か前に、「絶版本デジタル化計画」みたいなことをやろうとしているGoogleと日本の作家協会(?)か何かが意見交換の場をもった、というニュースをインターネット上で見たんだけど、考えてみると、学術書なんかは(出版社はともかくとして)執筆者は収入…

アピールポイント

就職・転職マニュアルみたいな本を読んで、「自己アピールって何をアピールすればいいんだろう?」と頭を抱えている。端的に言って、アピールできる長所を何も思いつかないのだ。短所ならいくらでも思いつくのだが。 そこで思い切って、ちょうどメールのやり…

人生初ポジティブシンキング

僕は髭剃りが嫌いだ。「毎日伸びてくるものを毎日剃り落とすなんて、こんな馬鹿げた風習があるか!」 そもそも「身だしなみを整える」みたいなことにあまり価値を見出していないので、そういう価値観で営まれている社会で生きていかなければならないことに鬱…

ハーフマラソン・フルマラソン挑戦を前に、日常的に走ることの重要性

ハーフマラソンやフルマラソンを最後まで元気に走り切るためには、ゆっくりでもいいから日常的にジョギングしていることが必要だと思う。 僕がそう思う理由は、1.ある程度走っていないと、ハーフやフルマラソンを走り切れるだけの筋肉と心肺能力がつかない…

「インターネット図書館」みたいなものに期待

僕が初めてレンタルビデオ屋というものを知ったのは80年代半ばだったと思う。 ビデオデッキが家庭に普及し始めたのが80年代前半くらいからで、書店でレンタルビデオコーナーを設置していたのを見たのが最初だ。90年前後には、レンタルCD・レンタルビデオの専…

真っ白いランニングシューズ

現在、普段履きのスニーカーが1足しかない。どんな靴だって毎日履いていればすぐ臭くなってしまうところに、ちょっとお洒落な皮製の蒸れやすいヤツ、ときているので、普通のスニーカーをもう1足欲しいと思っているところ。しかし、僕も市民ランナーのハシク…

甘さ控えめのジャム

スーパーで目にするたびに首を傾げてしまう商品がある。「甘さ控えめのジャム」というやつだ。 そもそもジャムというものは「甘さ」を求めるもの。しかしまぁ、糖分摂り過ぎはいろいろマズいので(同程度の甘さで)「糖分控えめのジャム」を買う、というのな…

自分自身に眠るプラス思考の側面

一週間ほど前に買ったはいいが床に置いたまま読んでいなかった転職マニュアル本をようやく読み始めた。まだ1/3ほどしか読んでいないが、ちょっと面白いなと思うのは、著者が力を尽くしているのが「読者に暗示をかける」ことだという点だ。 「『自分には大し…

似たようなことを他人事として考える機会があったんだった。

先日、本屋で大学生向けの就職活動(面接対策?)の本をチラッと立ち読みしてみて、ものの数秒後にはウンザリしていた。 頻出質問: 「あなたはものごとをポジティブに考える方ですか? それともネガティブに考える方ですか?」 模範回答: 「ポジティブに考…

逆算思考

去年も一昨年もその前の年も、10km楽に走れるようになるために僕は3週間を要した。 今年も去年同様3月半ばにジョギングを再開したのに、3月末にひいた風邪が長引いて約1ヶ月のブランクがあいてしまった。4月下旬から再び走り始めたが、今年は10km楽に走れる…