Cogito Ergo Sum.

我思う故に我あり

自分が間違いを犯したときに自分に気づかせるような工夫をしておく。

 ある人に「プログラミング教えてくれ」と言われて、正直ちょっと「困っちゃったな」という気分。

 それと言うのも、僕はたぶんその人が思っているほどプログラミングが上手ではないからだ。

 それで慌ててVisual Basic 2008の入門書なんかを読んでみて、本には書いてないけれど僕なりに大切だと思うことを伝えておきたいと思った。それは「間違いを自分に知らせる工夫」。

 うっかりミスは絶対になくせない。しかし、プログラミングではたった1箇所のスペルミスが命とりになるようなことだってある。だから、自分が間違いを犯したときに自分自身に気づかせるような工夫をすることがとても重要だと思う。

 例えば、「正しくインデントする」なんてのはその1つで、インデントを直すだけでバグが発見できるケースもある。

 エディタの設定で「全角スペースには色をつける」なんてのもアリかも。スペースは見えないだけに紛れ込んでいると厄介なのだ。

 概念的にもっとレベルの高い事柄に関しても、「こうなっているはず」のものが「そうなっていない」(それはバグそのものだ)ときに自分に知らせる仕掛けをつくっておくと命拾いするケースは多いと思う。

 プログラミングの入門書で「こうしておいた方がいいですよ」と書かれている事柄について、そういう観点で見直してみると合点がいくと思う。