Cogito Ergo Sum.

我思う故に我あり

深夜の散歩

 先日、深夜の散歩をしていて、JR札幌駅のすぐ東、創成川に面したJRの高架下に入っていた札幌のPC工房「Do-夢」の店舗が蛻(もぬけ)の殻になっていることに気が付いた(隣のアダルト専門店「ワンマンシアター」も(笑))。

 現在、JR札幌駅の周辺は、北海道新幹線の札幌延伸に向けて、再開発がいろいろ進んでいる。札幌駅の西側、札幌駅から桑園駅までの遊歩道も通れなくなってしまったし、パセオも営業終了、サツエキBridgeなんて跡形もない。JRタワービルと創成川の間の区域も道路が封鎖され工事中だ(高架下の居酒屋、レンタカー屋、有料駐輪場もなくなった)。創成川を跨ぐように北海道新幹線の駅舎を造るというのだから、東区側も大規模工事の対象になっていて当然だった。

 「Do-夢」は、何だかんだでもう20年以上前から時々覘いていた。20世紀末の「自作PC」ブームのときにPCパーツ(メモリだとかHDDだとか)を物色しに行ったのが最初。当時は北大正門のすぐ近く(北区)に店舗があった。インテルMaciPhoneブームの前から中古のApple製品を扱っているお店は札幌では珍しく、PCショップは他にもあったが異彩を放っていたように思う。その後、東区のJR苗穂駅付近や東区役所付近で営業していた時代もあった。札幌中央郵便局の隣の高架下に移転してきた後はしばらく移っていなかったと思う。またどこかに移転して営業を続けているのだろう。

 調べてみたところ(と言うか、お店のホームページを見てみただけだが(笑))、高架下の店舗は今年の6月下旬に閉店し、7月から白石区(「札幌コンベンションセンター」とかあの辺り)に構えた新店舗で営業を続けているようだ(ついでに、現在のお店の正式名称は「DO-MU」らしいこともわかった)。

 北海道新幹線の札幌延伸が実現する頃には、札幌駅周辺の景色はスッカリ変わってしまっているのかもしれない。