Cogito Ergo Sum.

我思う故に我あり

ニューラルネットと家族的類似性判断

 ニューラルネットの本を読んでいて、「あいまい検索」みたいなのはこれを使えばできそうだということがわかった。あいまい検索って要するに家族的類似性判断ということか?

 定義的特徴を共有するかどうかによる類似性判断を仮にデジタル的と呼ぶとして、家族的類似性判断はアナログ的というか・・・。ここでもアナログ的情報処理をデジタル的に行っている。

 事物をツリー構造的にきれいに分類するのが難しいのは、そもそもネットワーク的に関連しあっているからで・・・。だったらネットワーク的な「重なり」情報をそのまま保存してやればいいわけで・・・。

 将棋の羽生さんなんかは、棋譜を暗記してるんじゃなくて、駒の配置を視覚的におぼえているらしい。で、直感的に「この配置は何か嫌な感じ。どうやったら良い感じの配置になるか」的に考えるらしい。これも一種のアナログ処理(か?)。