Cogito Ergo Sum.

我思う故に我あり

プロバイダと殺し屋

 インターネットへの接続料金が従量制でなく定額制だと、インターネット常時接続人間になっちゃう。つないでもつながなくても同じ料金なら、つなぎゃな損、損(同じ料金なんだから、つながなくても損じゃないんだけど)。

 さらに、他の人のコンピュータを、定額制でインターネットに接続している自分のコンピュータ経由で、インターネットに接続させることまで許しちゃう。「皆使ってよ、どうせ料金は同じだから。」インターネットサービスプロバイダという職業の誕生だ。

 同様に、

 人1人を殺すと死刑確定だとしたら、1人でも殺しちゃった後は殺人鬼になっちゃう。あとは何人殺しても(殺さなくても)死刑は死刑。殺さにゃ損、損。

 さらに、他の人から殺人の依頼を請け負うようにまでなっちゃう。「殺しなら僕に任せて。どうせ死刑だから。」殺し屋という職業の誕生だ。