Cogito Ergo Sum.

我思う故に我あり

語学魂をくすぐるのは

 2月・3月とテレビばかり見ていて、NHK教育テレビの語学番組に関心していた。昔と随分趣が違う。いろいろ工夫してるし。

 4月から新シリーズが始まるというときに、ラジオの中国語入門のテキストと放送内容を収録したCD-ROM、テレビの中国語会話のテキストを買ってきた。本格的に中国語を習ったことはないが、数年おきに中国語熱が高まる。まぁたいてい最初の数ページで挫折してしまうのだが。

 そのとき悩んだのが中国語と韓国語の選択である。これはもうJAVAにしようかC#にしようかみたいなもので、両方できればよいのだが実際のところそうもいかないし、そもそもどちらかに決めなければならない必然性もないから、決められるわけがない。結局中国語を選んだのは、単に本屋のNHKテキストコーナーに韓国語のテキストがなかったからに過ぎない。

 テレビばっかり見ていて気づいたのは、午前中も午後も夜中も一日中どこかのチャンネルで韓国ドラマを放送している(ときどき紛れて華流ドラマ(台湾ドラマ?)も放送されているが)ということである。日本語に吹き替えられているものもあれば、そうでないものもある。実はこの「そうでないもの」の存在が重要だ。テレビをつければ韓国語の会話が放送されているのである。語学魂をくすぐるではないか。そりゃ韓国語ブームだって起こるだろう。それに対して、今、生の中国語会話が放送されているところはほとんど見かけない。やっぱり韓国語にしようかなと思ったり思わなかったりである。


※正直なところ、「韓流ブーム」を実感したのはこの2月・3月のこと。新聞やインターネットを見ているだけでは韓流ブームを実感することはできなかった。ある言語で喋っている人を実際に見ることには大きなインパクトがある。