2006年10月12日に朝日新聞やasahi.comに掲載された記事「グーグル、ネット上の文書作成や表計算機能を無料提供」に、トホホな記述を発見。
「米インターネット検索大手グーグルは11日、ネット上で文書作成や表計算ができるサービス「グーグル・ドックス・アンド・スプレッドシーツ」を始めた。米マイクロソフト(MS)が販売する「オフィス」と似た機能を持ち、MSに対抗する新サービスになる。パソコンにダウンロードできずネット上でしか利用できないが、無料なのが売り物だ。MSの主力商品を脅かす存在になる可能性がある。」
待て! 逆だ! パソコンにダウンロードしなくてもネット上で利用できる点が売り物なんだろっっ!
グーグルがやろうとしていることは、全てのインターネットユーザーに「グーグルなしじゃもう生きていけない」と思わせることなんだから、グーグルのサービスが無料なのは、麻薬をただでばらまいて世界中を中毒者で蔓延させようとしているのと同じ。
無料という側面だけを強調したLinux記事もいまだに新聞では見かけるし、IT専門の記者ってのはいないのだろうか? 天下の朝日にすら。(おそらくビジネスの記者がIT系の記事も書いているのだと思う。)