Cogito Ergo Sum.

我思う故に我あり

シェイクダウンテスト

 朝~昼ジョグ。

 先月31日の深夜から翌日1日の朝にかけて行った「単独60km走」、60km走り終わった時点で脚に全く余裕がなく、「これでは残り40km脚がもたない…」と逆に不安が高まっている。

 そこで、「この期に及んで」を承知の上で、新しいランニングシューズを買おうと(型落ちの値引き品を)いろいろ探していた。

 これもそれなりの紆余曲折があったのだが、ようやく昨日決着がついた。New Balance Fresh Foam X 1080 v12(靴幅D)の25.0cmを近所の郊外型大型スポーツ用品店で購入した。定価の3割引きになっていた。

「New Balance Fresh Foam X 1080 v12 D」の画像

(こんなに白かったんだ…。こりゃ汚れが目立つなぁ。)

 本当は昨夜30km、今日20kmと続けて走る計画で、買ったバカリの靴を履いていきなり30kmというのもどうかと思うので、2日目の20kmの時に履いてみようと考えていた。

 ところが…、30km走るとなると3時間半くらいかかるワケで、それを考えると外に出るまでが億劫。ここ数日の天気予報を確認してみると、今日の昼間は快晴で気温も上がるようだ。こないだ暑い日に暑熱馴化しそびれてしまったこともあり、気温が上がり始めたタイミングで走り始めることにした。朝から昼にかけて午前中のうちに終わる、と考えると、今度はこの3時間半が短く感じられるから不思議なものだ。

 最初に考えていたのは、北大メインストリート12往復だったのだが、昨年の北海道マラソンの前に走った「新川通り往復コース」に久し振りに行ってみようか。赤信号の度にストップしてユックリ走るのであれば、新しい靴でいきなり長い距離を走るのもギリギリセーフかもしれない。

 まだ朝8時半くらいで既に気温は19℃台、走り終えた12時半頃には23℃台まで上がっていた。目の覚めるような快晴で、絶好のバイク日和。グループ走行しているバイクの集団を新川通りで何組も見かけた。トライクすら2台も見かけた。

 で、おニューの1080はどうだったかと言うと…、気合いを入れ過ぎて靴紐をかなりきつく締めていたようで、走り始めて1kmくらいで足が痛み始めた時にはかなり焦った。4.5km前後で痛みは消えてくれたが、赤信号で止まる度に何度も靴紐を緩めた。

 実は…、靴幅Dの25.0cmというのは小さいかなぁ、という不安はある。僕の足はかなり幅広だし、お店に25.5cmの在庫がなかったので、25.0cmと25.5cmを履き比べた上で選択したワケではないのだ。

 1080を履いて店内を歩いてみたり少し走ってみたりした時には、ソールのクッション性をかなり感じたが、実際にジョギングしてみるとほとんど感じない(涙)。と言うか、もちろんまだ靴が足に馴染んでいないし、足も靴に馴染んでいない。この靴のクッション性を最も感じるような「走り方」がまだ見つかっていない。

 踵着地でも、まさに「ヒールストライク」というレベルまではいかない、「踵部に体重をかけて着地」くらいの時に一番クッション性を感じるのかもしれない。ムニュッと何かを踏んづけたような感覚がある。

 今日はまだ「この靴で100kmいけそうだ!」という感じではないなぁ…。

 先日、サロマの実行委員会から、ナンバーカードに計測チップ、プログラムやら参加賞やら、と一式が送られてきた。今日は今年の参加賞の白の半袖Tシャツを着て走ることにした。本番暑くなるならこれを着るかもしれないし。

 今日は少し風があり、また湿度は低いようで、上半身は暑くもなく寒くもなく。下半身はロングの機能性タイツの上にスポーツ用の薄手の「涼感ショートパンツ」みたいなのを穿いてみたのだが、この組み合わせでは気温が22~24℃程度でも暑いかもしれない。あれ? サロマで機能性タイツを穿かずに走ったことってあったっけ…?

 手には水道水入りの500mlのペットボトル。ウェストポーチにこないだカラスに奪われた「バランスパワー」(「カロリーメイトブロック」に似た製品)を1~2個入れて行こうと思っていたのに、新しい靴に夢中になっていて入れ忘れてしまった。

 水をあまり飲まなかったせいなのか、汗をあまりかかなかった。本当は、少しでも気温が上がったらすぐに汗が出るように、身体を暑熱馴化させておきたい。

 新川通りに入ると、ハッキリとわかる追い風(笑)。新川通りの西の終点(?)に着いたのがスタートから1時間52分後。自宅に戻って来てから「キョリ測」で調べてみたところ、自宅から17.7km程度だったようだ。

 「往路は向かい風」を覚悟していたら、風向きが変わって横から吹く風になった。新川通りでは20人弱のランナーと擦れ違った(中には僕と同じTシャツを着ている人も!)。皆、2週間後のサロマか函館マラソンに出る人たちなのかな…?

 途中でまた風向きが変わり「向かい風」に。コーチャンフォー(23.6km)辺りから少し身体が重くなってきた。本当は折り返しの中間地点(17.7km地点)で「バランスパワー」を食べるツモリだったのに…。

 北海道マラソンのコースを辿って26.8km地点辺りで500mlの水はほぼ飲み干してしまった。今日は小銭を用意してきたので、スーパーやコンビニでスポーツドリンクやエネルギーゼリー、アイス等を購入することは出来るのだが…。無補給で最後まで行けるかな、とそのまま続行。

 汗が出ないせいで飲んだ水がお腹に溜まっているのか、30km手前辺りから脇腹が痛くなってきた。小学生がちょっと走ると脇腹が痛くなる、まさにあの痛み。まだ30kmにも達していないのに、もう疲れてきた。家に戻った後「バランスパワー」を1包み食べたら凄く美味しかったから、若干エネルギー切れ気味になっていたのかもしれない。

 脇腹の痛みに関しては、ひょっとして筋肉痛かも!?とも思う。こないだ「体幹レーニングしなくては!」と少し腹筋運動をしたら、翌日かなり腰が痛かった(涙)。長い距離を走って初めて出てくるような疲労インナーマッスルに残っているのかも。

 今日は小銭もあるし、ちょうど30km前後のところで、思い切ってコンビニでスポーツドリンクを買うことにした。店内に入って奥の大型冷蔵庫の飲料コーナーを眺めていて、フと「エナジードリンクを試してみる」ということを思い付いた。

 実は、これまで1度も「エナジードリンク」なるものを飲んだことがない(だって、高いし)。商品を見比べてみると、セイコーマートのオリジナル製品の「VERSUS(バーサス)」という製品が目に留まった。安い(笑)。

 250mlの缶で、店の外に出て一気飲み。空き缶は店内のゴミ箱に捨てた。初めてのエナジードリンクの感想は…、オロナミンCリポビタンDみたいだな、という印象。ああいうオッサン系の飲み物を若者向けに再定義した製品、ということ? 成分表示を見ると、ガラナエキス、高麗人参根エキス、カフェイン、L-アルギニン、L-カルニチン、等々、そんな感じのものが入っているようだ。

 コンビニでストップしていたのは10分に満たなかったと思う(ストップウォッチは止めていた)。再び走り出してみると、お腹が痛いのが治まり、下半身に感じていた疲労も軽減していた。これがエナジードリンクの効果、なのかなぁ…?

 終盤のコースは考えておらず、成り行きで。いつも通りに北大キャンパスを通って帰って来た。

 今日の北大メインストリート1km(32.1-33.1km)のタイムは…、6分07秒。今日走ったのはちょうど35km前後で、タイムは3時間50分弱(赤信号ストップ込み)。計算してみると6分30秒/km前後。そのままのペースをキープ出来た、と仮定すると、42.195kmで4時間35分前後になるようだ。今日はかなり赤信号ストップがあったハズなので、実際に走っていた間のペースはもう少し速かったのだろう。

 明日も晴天に恵まれ、気温が上がるようだ。ここは2日続けて走りたい。明日は20kmの予定!

 朝19.1℃~昼23.2℃35.032km3時間48分34秒。累積走行距離1382.697km。「第38回サロマ湖100kmウルトラマラソン」まで、あと残り2週間、14日!