Cogito Ergo Sum.

我思う故に我あり

ウルトラマンは何故3分でくたばってしまうのか?

 先日、ランニングを試みたらわずか4分でくたばってしまい、ガッカリした。

 4分。4分走れなかったら、緊急時に何も出来ないではないか。例えば、幼い子供がいるとする。地震だ! 火事だ! その子を抱え上げて逃げなければならない。そんなとき4分で息があがっていたら、子供を助けられないではないか。

 で、ようやくわかった。ウルトラマンの正体は実はお父さんなのだ、と。

 ウルトラマンは子供たちを守る。しかし、彼は地球上では3分間しか闘うことができない。2分10秒で胸のカラータイマーが点滅を始め、3分経つと活動不能状態に陥る。わかっているけど運動不足。結構キツいのだ。声なんて出やしない。

 しかし、彼は子供の危機には必ず助けに来る。キツいとわかっていても。

 僕はウルトラマンというのは架空の世界の存在だと思っていたが、こうして考えてみると、ウルトラマンはどこにでもいるのだ。

 親の心子知らず。