Cogito Ergo Sum.

我思う故に我あり

我思う、故に我在り

自分が間違いを犯したときに自分に気づかせるような工夫をしておく。

ある人に「プログラミング教えてくれ」と言われて、正直ちょっと「困っちゃったな」という気分。 それと言うのも、僕はたぶんその人が思っているほどプログラミングが上手ではないからだ。 それで慌ててVisual Basic 2008の入門書なんかを読んでみて、本には…

僕の飲酒行動の謎

年末以来、禁酒している(と言うか、自分としては「もう一生酒は飲まない」つもりの「断酒」なのだが)。先日、誕生日だったので、完全ノンアルコールビールのキリンフリーを飲んでみた。350ml缶2本。 飲んだとき不思議だったのは、酔っ払ったような気分にな…

Cの壁・ポインタ

プログラミング言語Cの壁と言えば、悪名高い「ポインタ」をおいて他にないだろう。本屋のC言語関連コーナーに行けば、『絶対わかるポインタ』『ポインタ完全制覇』『ポインタから始めるC言語』なんてタイトルの本がワンサカある(最後のはないかもしれないが…

そうか、部品化するのは、処理じゃなくてデータだ。

「オブジェクト指向プログラミング」のキーワードの1つに、「プログラムの部品化・再利用」というものがある。「『オブジェクト』は再利用可能なプログラム部品だから、オブジェクトを中心に据えてプログラムをつくる『オブジェクト指向プログラミング』によ…

教科書を書いた先生としては…

何日か前に、「絶版本デジタル化計画」みたいなことをやろうとしているGoogleと日本の作家協会(?)か何かが意見交換の場をもった、というニュースをインターネット上で見たんだけど、考えてみると、学術書なんかは(出版社はともかくとして)執筆者は収入…

アピールポイント

就職・転職マニュアルみたいな本を読んで、「自己アピールって何をアピールすればいいんだろう?」と頭を抱えている。端的に言って、アピールできる長所を何も思いつかないのだ。短所ならいくらでも思いつくのだが。 そこで思い切って、ちょうどメールのやり…

人生初ポジティブシンキング

僕は髭剃りが嫌いだ。「毎日伸びてくるものを毎日剃り落とすなんて、こんな馬鹿げた風習があるか!」 そもそも「身だしなみを整える」みたいなことにあまり価値を見出していないので、そういう価値観で営まれている社会で生きていかなければならないことに鬱…

ハーフマラソン・フルマラソン挑戦を前に、日常的に走ることの重要性

ハーフマラソンやフルマラソンを最後まで元気に走り切るためには、ゆっくりでもいいから日常的にジョギングしていることが必要だと思う。 僕がそう思う理由は、1.ある程度走っていないと、ハーフやフルマラソンを走り切れるだけの筋肉と心肺能力がつかない…

「インターネット図書館」みたいなものに期待

僕が初めてレンタルビデオ屋というものを知ったのは80年代半ばだったと思う。 ビデオデッキが家庭に普及し始めたのが80年代前半くらいからで、書店でレンタルビデオコーナーを設置していたのを見たのが最初だ。90年前後には、レンタルCD・レンタルビデオの専…

真っ白いランニングシューズ

現在、普段履きのスニーカーが1足しかない。どんな靴だって毎日履いていればすぐ臭くなってしまうところに、ちょっとお洒落な皮製の蒸れやすいヤツ、ときているので、普通のスニーカーをもう1足欲しいと思っているところ。しかし、僕も市民ランナーのハシク…

甘さ控えめのジャム

スーパーで目にするたびに首を傾げてしまう商品がある。「甘さ控えめのジャム」というやつだ。 そもそもジャムというものは「甘さ」を求めるもの。しかしまぁ、糖分摂り過ぎはいろいろマズいので(同程度の甘さで)「糖分控えめのジャム」を買う、というのな…

自分自身に眠るプラス思考の側面

一週間ほど前に買ったはいいが床に置いたまま読んでいなかった転職マニュアル本をようやく読み始めた。まだ1/3ほどしか読んでいないが、ちょっと面白いなと思うのは、著者が力を尽くしているのが「読者に暗示をかける」ことだという点だ。 「『自分には大し…

似たようなことを他人事として考える機会があったんだった。

先日、本屋で大学生向けの就職活動(面接対策?)の本をチラッと立ち読みしてみて、ものの数秒後にはウンザリしていた。 頻出質問: 「あなたはものごとをポジティブに考える方ですか? それともネガティブに考える方ですか?」 模範回答: 「ポジティブに考…

逆算思考

去年も一昨年もその前の年も、10km楽に走れるようになるために僕は3週間を要した。 今年も去年同様3月半ばにジョギングを再開したのに、3月末にひいた風邪が長引いて約1ヶ月のブランクがあいてしまった。4月下旬から再び走り始めたが、今年は10km楽に走れる…

意識の差

巷で配布されていた「環境配慮行動」についてのPRチラシを見ていて、腑に落ちない記述と出会った。 内容は市民アンケートに対する回答を載せたもので、「スーパー等での買物で、無料のレジ袋を貰わずに、マイバッグ・エコバッグを持参しているかどうか」を訊…

点滅ライト

夜ジョギングしていて気づいたのは、ピカピカ点滅するタイプのライトを装着した自転車が随分増えた、ということ。また、そういうライトにはかなり遠くからでも気づく、ということ。 自転車のライトというものは、自転車に乗っている本人の視野を明るくするた…

結界の中心で、無為に叫ぶ。

どうも最近、生活に活気がないので、久し振りにアダルトDVDでも観るかと(この誤った発想そのものが、近頃の「活気のなさ」を如実に示していると思う)、夜遅くレンタル屋に行った。 アダルトものの選択は難しい。アダルトものというものは、実際に観てみる…

前納のパラドクス

国民年金の保険料を口座振替で1年分まとめて前納すると、3,620円お得になる(172,920円→169,300円)。このくらいの割引額って微妙だよなぁ〜と思う。 年度初めに全額ポンと一括払いできる余裕のあるときは、「月額300円程度安くなるだけか。申し込みの手続き…

日本語の難しさ

つい今さっき、日本語教師(「国語教師」ではない)の仕事について書かれた本を読んでいて、ほとんどの日本語ネイティブスピーカーが抱いている「日本語は難解な言語である」という信念(思い込み?)は、言語としての日本語自体の難しさからではなく、外国…

ダブル・インパクト

■ ファースト・インパクト オブジェクト指向スクリプト言語Rubyの紹介記事を読んでいて最も衝撃だったのは、 A, B = B, A の1行で、変数Aと変数Bの中身をスワップできることを知ったときだった。 これ、プログラミング言語について何も知らない人には何が衝…

6万5000円

PLAYSTATION 3(20GB)本体とゲームソフト2本、それにちょっとした周辺機器(ケーブルだのなんだの)、これで合計6万5000円ってところだろうか。ゲーム機にそんなに金かけるかよ。 ところがこれが、拳銃1丁(9ミリ口径)と実弾50発、これで合計6万5000円、し…

血液型性格論について去年から思っていたこと

レンタル屋の韓流コーナーをぶらついていて『B型の彼氏』というタイトルの映画を見かけたときには正直驚いた。医療現場以外で血液型について日常的に話題にするのは日本と台湾だけだと思っていたからである。 去年mixiを始めて、マイミクさんの日記を読んだ…

我々は近い将来、鉛入りの衣服を身につけることになるのだろうか?

ほとんどの男性が一度は夢想したことがあるんじゃないかと思われる「夢の科学装置」に、女性の衣服が透けて見える特殊メガネがあると思う。 こんなものはSFの世界の話で実現不可能なものだと思っていたが、メガネは無理でも大型の装置なら既に実用段階に入っ…

日韓のまたまた根拠のない話

韓国文化では、「本音と建前」の本音の方を重視するそうである。で、それを韓国人自身がどう説明するかというと、「韓国文化は儒教の影響が強いので、本音を大切にする」というのだ。 日本社会では、本音と建前を上手に使い分けるのが重要である、とよく言わ…

日中韓のそれぞれ根拠のない話

いつだったか、日本に来ている中国人留学生が、「(独りっ子ではなく)兄弟姉妹のいる子どもは協調性に欠ける傾向がある、と中国では言われている」と言っているのを聞いて面白く思ったことがある。 理屈はこうだ。「(中国の子どもの大部分を占める)独りっ…

『鏡の法則』を読んだ。

『鏡の法則――人生のどんな問題も解決する魔法のルール――』(野口嘉則 2006年 総合法令出版)という本が売れているそうだ。このテの本はどうも好きではないのでずっと無視を決め込んできたのだが、本書がAmazon.co.jp書籍販売冊数の2006年トップ10に入ってい…

2足歩行ロボットを見て想う。

僕は昔から夢のない子供だった。プロ野球選手とかパイロットとか、なりたいものがなかったのである。 そんな僕が初めてやってみたいと思ったのは、早稲田大学の工学部電子工学科に進学して2足歩行ロボットの開発をすることだった(当時、刊行されたばかりのF…

夜明けのコーヒーを飲みながら、ふと想う。

僕はタバコの煙が嫌いで、中でも一番嫌いなのは食事中のタバコの煙だ。愛煙家にとっては食後の一服ほどうまいものはないらしいが、正直信じられない。 で、ふと思いついた。僕が「食後のこれほどうまいものはない」と思っているものについて、よりによって食…

僕には県境が見えない。

長い間不思議だったのが、北海道出身じゃない人が「北海道はデカい」と言うことだった。だって、本州の方がずっとデカいじゃん。 で、ようやく今日気づいた。僕には「県境」という概念がない。何故かは自明。僕の生活範囲内に県境が存在したことがないからだ…

ホリエモンと心の時代

去年、小沢牧子の『「心の専門家」はいらない』を読んで印象に残っていたのは、昨今「心の時代」なんて言い方がはやっているが、それは「物資的な豊かさよりも精神的な豊かさが重視される時代」というような意味では決してなく、結局「心に関するサービス産…